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紙の本も読みなよ

読み終わったマンガ、小説、その他の本の中でオススメのものを紹介しています。

エッセイ・詩・哲学・思想

【エッセイ】『自殺』―明るく自殺について考える本

『自殺』末井昭 / 朝日出版社 <自殺を語ること> 日本では自殺について語ることを避ける風潮にあります。 自殺を縁起が悪いもの、そういう話題は辛気臭いもの、自殺をする人は社会の負け組だと何となく思っているからです。 いじめで自殺した学生さんがニュ…

【エッセイ】『中国では書けない中国の話』—中国人作家にしか書けない中国人の性質

『中国では書けない中国の話』余華 / 訳:飯塚容 / 河出書房新社 <著者の余華氏は、今や超売れっ子の中国人作家(小説家)です。> 現在、著作が日本語に次々翻訳されて読まれている中国人作家としてはトップクラスにいる一人です。 なのにこんなリスクのあ…

【エッセイ】『ご冗談でしょう、ファインマンさん』―いたずらが天才を育む

『ご冗談でしょう、ファインマンさん』リチャード・P・ファインマン / 訳:大貫昌子 / 岩波書店 ↑上下巻あります。 ファインマンといえばノーベル物理学賞を取った天才物理学者として有名です。 しかし、どういう学術的業績があったのかは僕は一切知りませ…

【哲学・思想】『菊と刀』―アメリカ人から見た日本人論

『菊と刀』ルース・ベネディクト / 訳:角田安正 / 光文社 ↑2008年新訳版。講談社その他でも出版されています。 著者はアメリカの文化人類学者(女性)だそうです。 第二次世界大戦末期、米国戦時情報局の依頼を受けて、日本人の研究をした報告書のようなも…

【エッセイ】『ハッカーと画家』—違う分野でも、上手い人にはどこか共通点がある

『ハッカーと画家』ポール・グレアム / 訳:川合史朗 / オーム社 「アイデアというのはゼロから生み出すものではなく、何かと何かの組み合わせだ」 ということを『シャーマンキング』の武井宏之氏がおっしゃってました。 確かにそうなのかもしれません。 ゼ…

【哲学】『100の思考実験』—ドキドキ二択クイ~ズ!

『100の思考実験』ジュリアン・バジーニ / 訳:向井和美 / 紀伊國屋書店 『HUNTER×HUNTER』1巻に、ハンター試験会場に向かう途上で関所を通過するシーンがあります。そこで長老的な老婆によってクイズが出されます。 正解したらここを通してやると。 このク…

【エッセイ・評論】『影のなかのロシア』―小説ではないウェルズの言葉

『影のなかのロシア』H・G・ウェルズ / 訳:生松敬三・浜野輝 / みすず書房 「SFの父」とも呼ばれるSF界の巨星=H・G・ウェルズによる著作です。 有名作品は『タイム・マシン』や『宇宙戦争』。 タイムマシンという設定を小説の中で初めて導入した方です。 …

【哲学・思想】『わが闘争』―ヒトラーの頭の中

『わが闘争』アドルフ・ヒトラー / 訳:平野一郎・将積茂 / 角川書店 理由が何でもいいなら、ヒトラーを批判するのは容易いことです。 彼を「悪」と断罪することに誰も反対はしないし、 そうすることで自分は「正義」の側に容易に立てるからです。 しかし、…

【エッセイ】『侏儒の言葉』―芥川流ツイート集

『侏儒の言葉』芥川龍之介 / 岩波書店 マンガ『ナナマルサンバツ』に出てきたので読んで見ました。 小説ではありません。 芥川龍之介が現代に生きていてTwitterをやっていたら、 おそらくこんなツイートが書かれていたのではないか。 そんな箴言集です。 本…

【哲学・思想】『リヴァイアサン』―社会契約による国家の成立

『リヴァイアサン』トマス・ホッブズ / 訳:角田安正 / 光文社 岩波書店からも出ていますが、古そうなので新訳の光文社版を買いました。 中学のときにうっすら習った記憶があったのですが、小説だと思ってました。 リヴァイアサンというのは旧約聖書に出てく…

【エッセイ・紀行文】『メガロマニア』―南米の遺跡巡り

『メガロマニア』恩田陸 / NHK出版 南米のマヤ遺跡やインカ文明などを旅行で巡りながら、そこから派生する妄想というかイマジネーションを綴った紀行文になっています。 現地で撮影した遺跡やその周辺の写真が多く挿入されていて、それらを見るだけでも目に…

【詩集】『春と修羅』―雲のむこう、約束の場所

『春と修羅』宮沢賢治 / 岩波書店 まだ読んでいる途中です。 「永訣の朝」の中の記述になんだか既視感を覚えた部分がありました。 口ずさんでみたところ新海誠監督の映画『雲のむこう、約束の場所』で、教室の中で教科書を音読しているシーンだったことに思…

【哲学・思想】『武士道』―外国人へ向けた丁寧な解説書

『武士道』新渡戸稲造 / 訳:矢内原忠雄 / 岩波書店 岡倉天心の「茶の本」と同様、日本人に向けて書かれたのではなく、外国人に向けて日本文化・価値観を分かってもらいたいという意図で英語で出版された本を日本語訳したもの。 1899年に書かれたものらしい…

【ノンフィクション】『あらかじめ裏切られた革命』―皆、ただ今日を生き延びるのに必死なだけなんだ

『あらかじめ裏切られた革命』岩上安身 / 講談社 ⇧1996年に出版されました。 文庫化も2000年にされていますが、絶版になっています。 入手するには中古市場を探すしかありませんが、今Amazonで確認したら、一番安いものでも6000円以上しました。市場価値がメ…

紙の本も読みなよ / A-key-Hit