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紙の本も読みなよ

読み終わったマンガ、小説、その他の本の中でオススメのものを紹介しています。

ノンフィクション

【ノンフィクション】『脳外科医マーシュの告白』—絶対に聞けない外科医の失敗談

『脳外科医マーシュの告白』ヘンリー・マーシュ / 訳:栗木さつき / NHK出版 ⇧2016年6月発売。(文庫版はありません) <医者には一流の技術を期待する> マンガ『医龍』(乃木坂太郎・永井明)で主人公の朝田はこう言いました。 「医者は人を生かすための存…

【ノンフィクション】『羊飼いの暮らし』—日本人の知らない生き方

『羊飼いの暮らし』ジェイムズ・リーバンクス / 訳:濱野大道 / 早川書房 ⇧2018年7月発売。(文庫版です。) ハードカバー版が出てから1年で文庫版が出ています。 早すぎ!( ノД`) <羊飼いとは> 「 羊飼い」というと日本人には馴染みのない職業です。 その…

【ノンフィクション】『最後の秘境 東京藝大』―ひとつの道を極める生き方

『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』二宮敦人 / 新潮社 ⇧2019年3月28日発売。(文庫版です) <藝大生は変な人?> 芸術系の大学に行っている人は変な人が多いというイメージがありませんか? 普通とは違った感性を持っていなければ入試に合格で…

【ノンフィクション】『死に山』—事実は小説より奇妙で怖い

『死に山:世界一不気味な遭難事故<ディアトロフ峠事件>の真相』ドニ―・アイカ― / 訳:安原和見 / 河出書房新社 ⇧2018年8月発売。 テレビ番組『クレイジージャーニー』の奇界遺産でおなじみ・佐藤健寿さんがこの本を推薦されていました。 <実際にあった奇…

【ノンフィクション】『拷問と医者』―なぜ拷問に加担するのか

『拷問と医者』ゴードン・トーマス / 訳:吉本晋一郎 / 朝日新聞社 ⇧1991年4月発売。 (現在絶版です。古書即売会で買いました(700円)) タイトルに惹かれました。 <医師の倫理観> 「ヒポクラテスの誓い」というものがあります。 医師として高い倫理観を…

【新書】『武器輸出と日本企業』―日本の企業は武器も作っている

『武器輸出と日本企業』望月衣塑子 / 角川書店 <改定された武器輸出規則> 「武器輸出三原則」というものをご存知でしょうか? 僕はこの本を読むまで、名前すら知りませんでした。 ニュースを見ないので知らなかったのですが、この「武器輸出三原則」が2014…

【ノンフィクション】『荒野へ』―どこで生き、どう死にたいか

『荒野へ』ジョン・クラカワ― / 訳:佐宗鈴夫 / 集英社 実家がド田舎の僕にはにわかには信じ難いのですが、 都会人の中には、田舎でのんびり暮らしたいと考える方がおられるそうですね。 田舎は交通の便が悪いから車は絶対に手放せないし、 買い物も気軽に行…

【ノンフィクション】『生きるための選択』―壮絶な北朝鮮脱出記

『生きるための選択』パク・ヨンミ / 訳:満園真木 / 辰巳出版 北朝鮮から脱出して他国にたどり着いてそこで生活している人達—いわゆる「脱北者」と呼ばれる方の本(自叙伝)はけっこう出版されています。 脱出ルートは様々あって、最終的には韓国や中国にた…

【ノンフィクション】『死体の教科書』―米津玄師「Lemon」を聴きながら

『死体の教科書』上野正彦 / 朝日新聞出版 ↑2010年出版。ジュンク堂でフェアやってたので買いました ドラマ『アンナチュラル』は非常に面白かったですね。 不自然死の遺体を解剖して死因を究明するという、法医学を題材としたお話でした。 日本における不自…

【ノンフィクション】『マヤ文字解読』—シャンポリオンがいなくても

『マヤ文字解読』マイケル・D・コウ / 訳:武井摩利・徳江佐和子 / 創元社 ↑古本価格で2300円でした。 まず表紙デザインが良いです。 マヤ文字が刻まれていて凹凸まで分かる仕様になっています。(カッコイイ) 手ざわりで楽しめるのも、紙の本の醍醐味です…

【ノンフィクション】『社会学者がニューヨークの地下経済に潜入してみた』—研究は命がけ

『社会学者がニューヨークの地下経済に潜入してみた』スディール ヴェンカテッシュ / 訳:望月衛 / 東洋経済新報社 「科学的である」ということは「再現性がある」ということです。 僕には偏見があって、文系学部の分野は科学的ではないのでは?と思っていま…

【ノンフィクション】『世界を変えた14の密約』―我々の人生は仕組まれていた

『世界を変えた14の密約』ジャック・ペレッティ / 訳:関美和 / 文藝春秋 マンガ『それ町』(石黒正数)で紺先輩は陰謀論好きでした。 この本の内容はタイトルだけ見れば陰謀論っぽいですが、 しっかりとした取材に基づいたノンフィクションです。 紺先輩に…

【エッセイ・紀行文】『メガロマニア』―南米の遺跡巡り

『メガロマニア』恩田陸 / NHK出版 南米のマヤ遺跡やインカ文明などを旅行で巡りながら、そこから派生する妄想というかイマジネーションを綴った紀行文になっています。 現地で撮影した遺跡やその周辺の写真が多く挿入されていて、それらを見るだけでも目に…

【ノンフィクション】『バベる~自力でビルを建てる男』―クレイジージャーニーに出てきそう

『バベる~自力でビルを建てる男』岡啓輔 / 筑摩書房 「情熱大陸」よりも「クレイジージャーニー」で紹介されそうな方です。 「クレイジージャーニー」の出演者は誰もがクレイジーですが、著者も負けないほどクレイジーです。 10年以上も、自分と妻が住むた…

【ノンフィクション・自伝】『天才はあきらめた』―南海キャンディーズ山ちゃんの軌跡

『天才はあきらめた』山里亮太 / 朝日新聞出版 南海キャンディーズ山里亮太さん(以下、山ちゃん)の自伝のような内容です。 まあ、山ちゃんのラジオ「不毛な議論」や他のバラエティ番組などで大体は知っていることが書かれていましたが、それは僕が山ちゃん…

【ノンフィクション】『太陽を創った少年』―ギフテッドの教育法

『太陽を創った少年』トム・クラインズ / 訳:熊谷玲美 / 早川書房 核融合炉を10代で作ってしまった少年・テイラーのドキュメント。 自伝ではなく、ノンフィクションライターによる取材の結果の著作です。 ギフテッドと呼ばれる天才児たちは、ただ知能が高い…

【ノンフィクション・自伝】『ジュリアン・アサンジ自伝』―ここまで行動できるか

『ジュリアン・アサンジ自伝』訳:片桐晶 / 学研 ウィキリークスの創設者。オーストラリアのジャーナリスト。 著作権の権利問題に無知だったり、本の作者に一言断りを入れるなどのやるべき一手間に思い至らなかったりと、少々非常識なところがあります。 し…

【ノンフィクション・伝記】『ソロス』―イングランド銀行を打ちのめした男

『ソロス』M・T・カウフマン / 訳:金子宣子 / ダイヤモンド社 伝説の投資家、ジョージ・ソロスの伝記です。 ブダペスト生まれ。ユダヤ人であり、幼少期は家族とともにナチスの侵攻からの逃亡生活を送る。 17歳で単身イギリスに送り込まれ、本当にゼロからの…

【ノンフィクション】『あらかじめ裏切られた革命』―皆、ただ今日を生き延びるのに必死なだけなんだ

『あらかじめ裏切られた革命』岩上安身 / 講談社 ⇧1996年に出版されました。 文庫化も2000年にされていますが、絶版になっています。 入手するには中古市場を探すしかありませんが、今Amazonで確認したら、一番安いものでも6000円以上しました。市場価値がメ…

【ノンフィクション・自伝】『トランプ自伝』―運命の日

『トランプ自伝』ドナルド・トランプ / 訳:相原真理子 / 筑摩書房 約30年前に出版されました。 この頃は、著者本人もまさかアメリカ大統領選挙に出馬して大統領になるなんて思ってなかったでしょう。 本の内容は、もちろん政治の話は出てきません。 今週は…

【ノンフィクション】『人間臨終図巻』—コンセプトに脱帽。一家に一冊常備すべし

『人間臨終図巻』山田風太郎 / 徳間書店 世界の(主に日本の)偉人、有名人が何歳でどんな死に方をしたのかを羅列した事典です。(図巻といいつつ図はありません) 10代で亡くなった人から順番に並んでいるので、関係性に脈絡はなく、だからこそ面白い。 「…

紙の本も読みなよ / A-key-Hit