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読み終わったマンガ、小説、その他の本の中でオススメのものを紹介しています。 ブログのYou Tube動画版(チャンネル名は同じ)もあります ➡ https://www.youtube.com/channel/UCPzX3QHV6x9LM1AMOdme7qw

小説

【小説・ミステリー】『国語教師』―物語の競作で相手の真意を探れ!

『国語教師』ユーディト・W・タシュラー / 訳:浅井晶子 / 集英社 ⇧2019年5月24日発売 <競作と共作> 「 競作」という行為をご存知でしょうか。 芸術全般に通用する考え方で、テーマに沿って数人が競って作品をつくることです。 音楽、絵画、写真、映画など…

【小説・ミステリー】『サイコセラピスト』―犯行後に心を閉ざした殺人犯

『サイコセラピスト』アレックス・マイクリーディーズ / 訳:坂本あおい / 早川書房 ⇧2019年9月5日発売 <殺人犯が黙秘を続ける理由> 警察に捕まった後の容疑者は、しばしば取り調べで黙秘を続けます。 警察が証拠を揃えられなければ、自分が罪を自白しない…

【小説・ミステリー】『アリバイ崩し承ります』―アリバイトリック専門の安楽椅子探偵【2020年1月~ドラマ化】

『アリバイ崩し承ります』大山誠一郎 / 実業之日本社 ⇧文庫版は2019年11月25日発売。 『2019本格ミステリ・ベスト10』で1位を獲得した作品です。 2020年1月からドラマ放送が開始されます。(土曜夜11時15分~) 主演は安田顕さんと浜辺美波さんです。 ⇩⇩⇩こ…

【小説】『七つの魔剣が支配する』―剣と魔法はどちらが強いか論争

『七つの魔剣が支配する』宇野朴人 / KADOKAWA ⇧2018年9月発売。 最新刊のⅣ巻は、2019年10月10日に出ました。 電撃文庫です。 『このライトノベルがすごい!2020』で第1位を獲得しました。 漫画化もされています。 1巻が2019年10月10日に発売されました。 作…

【小説・ミステリー】『ケイトが恐れるすべて』―超心配性の女探偵

『ケイトが恐れるすべて』ピータースワンソン / 訳:務台夏子 / 東京創元社 ⇧2019年7月30日発売。文庫です。 <殺人事件との関わり> 一般の人は殺人事件が身近で起こっても、怖いし、変に警察に疑われたくないから、出来るだけ関わらないようにするものです…

【小説・ミステリー】『教場』―警察学校の教官は全てを見抜く【2020年1月ドラマ化】

『教場』長岡弘樹 / 小学館 ⇧2015年12月発売。文庫です。 警察学校を舞台にした物語です。 「このミステリーがすごい! 2014年版」国内編第2位を獲得した作品です。 シリーズ続編の『教場2』と、 スピンオフ作品の『教場0 刑事指導官・風間公親』も文庫で発売…

【小説・ミステリー】『カルカッタの殺人』― イギリス統治下のインドでテロ?

『カルカッタの殺人』アビール・ムカジー / 訳:田村義進 / 早川書房 ⇧2019年7月4日発売。 <イギリスのインド統治> この小説の舞台は、イギリス統治下のインド・カルカッタ(コルカタ)です。 時代は今から100年前の1919年。 第一次世界大戦が終わってまも…

【小説・ミステリー】『希望が死んだ夜に』―女子中学生が同級生を殺害した理由

『希望が死んだ夜に』天祢涼 / 文藝春秋 ⇧2019年10月9日に文庫が発売されました。 <生活保護問題> 生活保護の問題には、不正受給と同時に、保護を本当に必要としている人のもとへ届いていないという問題もあります。 状況的に理屈では保護を受けるべきだと…

【小説・ミステリー】『そして誰も死ななかった』―バカげたホラーに見せかけた本格ミステリー

『そして誰も死ななかった』白井智之 / KADOKAWA ⇧2019年9月30日発売。 ハードカバーです。文庫版はまだありません。 ホラーミステリーです 。 <著者の作風> 著者の白井智之さんの作風は、『人間の顔は食べづらい』や『少女を殺す100の方法』など、身も蓋…

【小説・ミステリー】『悪いうさぎ』『依頼人は死んだ』―葉村晶シリーズ【2020年1月~ドラマ化】

『悪いうさぎ』『依頼人は死んだ』若竹七海 / 文藝春秋 ⇧両方とも文庫になっています。 ⇩⇩⇩この記事のYou Tube動画版です⇩⇩ 【小説】『悪いうさぎ』『依頼人は死んだ』/ 葉村晶シリーズ【2020年1月~ドラマ化】 <シリーズについて> 「探偵・葉村晶シリーズ…

【小説・ミステリー】『虚構推理』―偽物の犯人をでっち上げろ!【2020年1月~アニメ化】

『虚構推理』城平京 / 講談社 ⇧2019年1月23日発売。(文庫です) <注意!> この本は講談社タイガというレーベルから出版されたものであり、2015年に講談社文庫から『虚構推理』という同じタイトルで出ているものと内容は同じです。 さらに2011年に講談社ノ…

【小説】『七つの殺人に関する簡潔な記録』―ジャマイカの英雄ボブ・マーリー銃撃事件

『七つの殺人に関する簡潔な記録』マーロン・ジェイムズ / 訳:旦敬介 / 早川書房 ⇧2019年6月20日発売。 ハードカバーです。文庫版はありません。 ジャマイカ人による、史実を元にしたジャマイカ小説です。 この作品で世界的に権威のあるイギリスの文学賞・…

【小説・ミステリー】『絞首商會』―容疑者全員が犯人になりたがる事件【メフィスト賞】

『絞首商會』夕木春央 / 講談社 ⇧2019年9月19日発売。 ハードカバー(四六判)です。文庫版はまだありません。 第60回メフィスト賞受賞作です。 <犯人になりたがる容疑者たち> 世の中にあるほとんどのミステリーでは、容疑者は早期の段階で10人以下に絞ら…

【小説・ミステリー】『ぼくのメジャースプーン』―サイコパスを反省させる方法

『ぼくのメジャースプーン』辻村深月 / 講談社 ⇧2009年4月発売。 文庫です。 <悪人を反省させる方法> 生まれながらの悪人はこの世にいないのかもしれませんが、成人の中には厳然たる悪人が存在します。 生まれてから十数年が経過する中で、もう更生しよう…

【小説】『神前酔狂宴』―結婚披露宴は虚飾の遊び場だ!【文学】

『神前酔狂宴』古谷田奈月 / 河出書房新社 ⇧2019年7月11日発売。 ハードカバーです。文庫版はまだありません。 <仕事に対する客観視> 愛社精神を持って働いている人は、今の日本にどれくらいいるのでしょうか。 ひと昔前の終身雇用制が常識的だった社会で…

【小説・ミステリー】『ついには誰もがすべてを忘れる』―信用できない語り手の究極形

『ついには誰もがすべてを忘れる』フェリシア・ヤップ / 訳:山北めぐみ / ハーパーコリンズ・ジャパン ⇧2019年2月16日発売。 文庫です。ハードカバー版はありません。 <信用できない語り手> ミステリー用語の「信用できない語り手」をご存知でしょうか。 …

【小説】『恩讐の彼方に』―復讐を優先するな【PSYCHO-PASS SS case.3】

『恩讐の彼方に』菊池寛 / 岩波書店ほか ⇧今からちょうど100年前(1919年)に書かれた短編です。 紙の本版は岩波書店、新潮社、角川、筑摩書房など多くの出版社から出ています。 kindle版ならkindle unlimitedでなくても無料で読めます。 <『PSYCHO-PASS SS…

【小説・ミステリー】『デフ・ヴォイス』―手話通訳士の世界

『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』丸山正樹 / 文藝春秋 ⇧2015年8月発売。文庫です。 『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』はシリーズ第1作目であり、 他に『龍の耳を君に デフ・ヴォイス新章』と『慟哭は聴こえない』が出ています。 これらはまだ文庫化さ…

【小説・ミステリー】『雪が白いとき、かつそのときに限り』―雪の密室と特別な才能

『雪が白いとき、かつそのときに限り』陸秋槎 / 訳:稲村文吾 / 早川書房 ⇧2019年10月3日発売。 著者は『元年春之祭』で「このミステリーがすごい!2019」海外編第4位を獲得して注目を集めている中国人作家です。 ⇧2018年9月発売(早川書房) <トリックか動…

【小説・SF】『嘘と正典』小川哲―共産主義をなかったことにする方法

『嘘と正典』小川哲 / 早川書房 ⇧2019年9月19日発売。 文庫版はまだありません。 <共産主義をなかったことに> この本は短編集です。 6つの話が収録されています。 タイトルは『魔術師』『ひとすじの光』『時の扉』 『ムジカ・ムンダーナ』『最後の不良』『…

【小説】『メインテーマは殺人』―手記形式なのにフェアプレイ(本格ミステリー)

『メインテーマは殺人』アンソニー・ホロヴィッツ / 訳:山田蘭 / 東京創元社 ⇧2019年9月28日発売。 文庫です。(ハードカバー版はありません) 著者は『カササギ殺人事件』で「このミステリーがすごい!2019」海外編第1位を獲得した実力派作家です。 ⇩⇩⇩こ…

【小説・ミステリー】『国を救った数学少女』―南アフリカの少女がスウェーデンを救う話

『国を救った数学少女』ヨナス・ヨナソン / 訳:中村久里子 / 西村書店 ⇧2015年7月発売。 文庫版はありません。 <南アフリカ共和国の原爆> 世界の核兵器保有国をご存じでしょうか。 アメリカ、中国、ロシア、イギリス、フランスの5ヵ国が代表例です。 他に…

【小説・ミステリー】『絶唱』湊かなえ―著者の自伝的震災体験

『絶唱』湊かなえ / 新潮社 ⇧2019年6月発売。(文庫版) ハードカバー版もあります。 <震災体験> 震災体験を平気で語れるのは、その中心地にいなかった人達です。 「食器棚から物が落ちて割れた」とか、「あのとき以来、電車の振動にも敏感になった」とか…

【小説・ミステリー】『罪の轍』―昭和の誘拐捜査は超大変!

『罪の轍』奥田英朗 / 新潮社 ⇧2019年8月20日に発売。 文庫版はまだありません。 <昭和38年> 「赤電話」や「黒電話」という言葉をご存じでしょうか。 もはや世間からはとっくに消えた種類の電話機です。 赤電話は公衆電話。 黒電話は個人宅にある電話です…

【小説・文学】『穴の町』―消え始める町から脱出せよ!

『穴の町』ショーン・プレスコット / 訳:北田絵里子 / 早川書房 ⇧2019年7月4日発売。 文庫版はまだありません。 <オーストラリアの小説> オーストラリアで人々が主に居住している区域をご存じでしょうか。 ⇩下図はオーストラリアの地図ですが、白い部分に…

【小説・ミステリー】『トップリーグ』―政治家は疑獄事件をいかに握り潰すか【ドラマ化】

『トップリーグ』相場英雄 / 角川春樹事務所 ⇧2019年7月13日に文庫版が発売されました。 ハードカバー版も2年前に発売されています。 2巻はいきなり文庫版で2019年8月に発売されました。 2019年10月からドラマ放送が開始されます。(WOWOW) 主演は玉山…

【小説・ミステリー】『バビロン』―正義のHERO・検察官【アニメ化】

『バビロン』野﨑まど / 講談社 ⇧文庫です。 2017年11月に発売された3巻まで出ています。 2019年10月からアニメ放送が開始されます。 テレビ東京系とAmazon Prime Videoで配信されます。 <検察官について> この小説は検察官の物語です。 検察官が主人公の…

【小説・ミステリー】『カッコーの歌』―主人公の偽物が主人公

『カッコーの歌』フランシス・ハーディング / 訳:児玉敦子 / 東京創元社 ⇧2019年1月発売。 文庫版はまだありません。 <イギリスのファンタジー小説> イギリスにはファンタジー小説が豊富にあります。 もちろん児童文学の中でも、ファンタジー小説は強いで…

【小説・SF】『なめらかな世界と、その敵』―人類初の月面着陸を果たしたのはソ連?!

『なめらかな世界と、その敵』伴名練 / 早川書房 ⇧2019年8月20日発売。 文庫版はまだありません。 カバーイラストは『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカさんです。 <短編集> この本は短編集です。 表題作を含め、以下の6つの作品が収録されています。 ・『…

【小説・ミステリー】『戦場のコックたち』―探偵は戦場料理人

『戦場のコックたち』深緑野分 / 東京創元社 ⇧文庫版が2019年8月9日に発売されました。 『このミステリーがすごい!2016』国内編で第2位を獲得しました。 <戦うコック> 軍隊には戦闘員だけがいるのではありません。 通信担当や、食糧や軍需品を運ぶ兵站担…

紙の本も読みなよ / A-key-Hit