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紙の本も読みなよ

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【小説・SF】『万物理論』――作家の想像力に感動した

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紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『万物理論』グレッグ・イーガン / 訳:山岸真 / 東京創元社

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SFというジャンルをよく知りもしないのにナメた口をきく奴には、この本を読ませれば改心し土下座すること請け合いです。

それほど衝撃を受けた小説です。

 

10年以上前に読んだのですが、その頃はまだ読書習慣が身についておらず、読破したSF作品も数少ない状態でした。(要するに無知でした)

当時は、海外SFというものは「どうも設定が大雑把で、素材はいいのに上手く調理しきれておらずモヤモヤした読後感をもたらす」というイメージを抱いていました。(要するにナメていました)

 

実は、ついさっきまで(2018年5月20日21時)著者はアメリカ人作家だと思っていたのですが、オーストラリア人作家でした。(Wikipediaより)

 

論理というものはこんなにも細分化し精緻に構築できるものなのか!

著者の偏執的なまでのこだわり・熱量に溺れそうになって、何度も本を閉じて自分を落ち着かせようとした記憶があります。

これを1冊の作品としてまとめ上げたという事実に眩暈がします。

人間ってすごい。

『ジョジョの奇妙な冒険』ではないですが、この作品もまた人間賛歌といえなくもない。

日本人はこういう多くの主義主張が入り乱れる状況に慣れていないから、溺れそうになりながら本を読むという稀有な体験ができますよ。

 

作品的には『宇宙消失』の方が先に出版されたのですが、それを先に読むと『万物理論』の衝撃が薄まるかも。まあ逆もまた然りなんですが・・・。

 

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