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【マンガ】『探偵犬シャードック』(1-5巻)ー主人公がワトソン役の倒叙型ミステリー

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紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『探偵犬シャードック』安藤夕馬・佐藤友生 / 講談社

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シャーロック・ホームズが現世に犬(シャードック)として転生し、主人公・尊(たける)と出会い謎を解決していくお話。

もちろん探偵役は犬だが、言葉を話せない。

唯一会話のできる尊が伝言役となって、周囲に状況説明をして事件を解決していく。

尊はワトソン役でもあり、「名探偵コナン」の毛利小五郎役でもある。

まあ眠っているわけではないので、行動を起こして事件解決のサポートをするわけですが。

 

このマンガの特徴として、ほとんどが倒叙型ミステリーの形式を取っていることです。なぜなのかは不明です。著者のちょっとした挑戦なのでしょうか。

(※倒叙型とは、読者には事前に犯人が分かっている形式のことです。知らないのは物語の中のキャラクターたちだけ。犯人が追い詰められていくのを楽しむのが醍醐味。「古畑任三郎」や「刑事コロンボ」が代表的です。)

 

犯人が毎シリーズ事前に読者に分かっていたら、「金田一少年の事件簿」や「名探偵コナン」といった普通の?ミステリーと比べて、読者を引き付けておく力が弱くなってしまうのは、作り手として分かっていたはずです。

それなのにわざわざハンデを背負って週刊連載で挑戦しようとした姿勢は素晴らしい。

原作者が「サイコメトラーエイジ」の方なので、同じミステリーネタを考えるにあたって、倒叙型のストックが貯まってきていたのでしょうか。

 

しかし、古畑任三郎もコロンボも超ヒット作。

フーダニット(犯人は誰か)が無くなっても

ハウダニット(犯行はどうやって行われたか。トリックは?)があれば、

ミステリーというジャンルを読ませるにあたってそこまでのハンデにならないのかもしれません。

 

あとは、キャラが立ってないとダメでしょう。

古畑任三郎では、探偵も助手も犯人(毎回有名芸能人を起用)も全て特徴的で、これだけで十分魅力があります。

このマンガのキャラクター設定がトリッキーなのも、キャラ立てのための作戦なのでしょう。

 

全7巻。2013年完結。

 

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