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【小説・SF】『皆勤の徒』―天才的言語センス!

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紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『皆勤の徒』酉島伝法 / 東京創元社

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 世界観の設定は、遠未来。

大災害が起こって、地球は現代社会の都市風景からは原形をとどめておらず、人類の形状も大きく変容しています。

人類の姿形は異形の怪物に成り果て、思考も鈍重になっています。

けれど仕事という概念はあるようで、主人公は今日もまた仕事に向かいます。

そんな世界での生活?を描く・・・という奇妙なディストピア日常ものといえばそう言えなくもないのですが・・・。

SFとファンタジーの中間の世界観です。

 

まあ、設定自体よりも注目すべきは著者の天才的な言語センスですよ。

唯一無二。これは誰にも真似できないし、後進の作家がパクろうとも思わないほど圧倒的に常人を凌駕しています。

何を読んで育ったらこんな文章が書けるのでしょうか。

クレイジー過ぎて、著者の日常生活が心配になるほどです。

著者の目からは、普段、世界はどう見えているのでしょうか。

ネーミングセンス、物体や現象の描写が突出しています。

 

東野圭吾のような大衆にやさしく、受け入れられやすい小説ばかりを読んでいる方にはオススメできません。

おそらく10ページも読めずに挫折するでしょう。覚悟が必要です。

しかし、「圧倒的な才能・センス」とはこういうものだということが、1ページ読めば分かります。

おそるべき小説でした。

 

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