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【マンガ】『アオアシ』(15巻)―過信や保身では未来は拓けない

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紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『アオアシ』小林有吾 / 小学館

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↑2018.11.30発売

 

ジャンプコミックと一緒にAmazonで予約したら、発売日に届かずに12/4に届きました。発売日が違う本は一緒に予約注文したらダメということを学びました。

 

この巻ではチームのNo.2といっても過言ではない技術を誇る、桐木というメンバーにフォーカスが当てられます。

彼は今までもずっと国際試合があるたびに、年齢別の日本代表選手のチームに選出されていたのに、今回はそれが見送られる結果となります。

代わりに自分よりも下だと思っていた、同学年の阿久津が選出されることになりました。

 

チームのコーチは「代表に1回受かった落ちたで上も下もない」と言いますが、選手の立場からしたらそういうことが非常に大事だったりします。

気にしないわけがありません。

自分がプロになれるかどうか、もっと大舞台で今後活躍できるかどうかといった不安を、多少なりとも抱えながらいつも練習に励んでいるわけですから。

そういった代表メンバーの常連選手であることが心理的保証や自信になります。

ミスをしたわけでもないのに代表メンバーの選考から落ちるというのは、悲しいというよりも悔しいし、サッカーエリート(ずっとユースに在籍)としてのプライドも崩されるわけですね。

 

監督は、「代表メンバーが欠けたチームをまとめて次の試合に絶対に勝て」という命令を桐木に出します。勝てなければしばらくお前をレギュラーとして使わないとも。

桐木はこの試合を自分のための試合だと考え、出来るだけパスは出さずに自分の個人プレーだけで攻撃を組み立てます。これまでの経歴が過信を生み、プライドが壊される結果となった今、周りを気にしている余裕はありません。

 

代表メンバーが抜けた穴は、1年生のサブメンバーが埋めることになります。

1年生達にとっては、やっと巡ってきた大ビッグチャンス。

逆にここでミスしようものなら、自分にはもうチャンスはやって来ないだろうと考え、無難なプレーに終始します。

 

これではチームプレイが上手くいくはずがありません。

 

安全を求めて無難なプレーでピンチを招く守備陣に対して1年生の冨樫は言います。

「リスクを背負ってでも、爪痕残さないと(俺たちに)次はねえぞ!

俺は逃げねえ!お前らも逃げるな!」と。

 

我々素人は簡単に考えがちですが、

彼らにとっては毎試合毎試合、自分の人生が懸かっていると言ってもいいのです。

だから失敗したくない、なんとかここに留まりたいと考えて、安全策に走ってしまうのは仕方のないことです。

1年後の未来すら非常に不確かな状態で、毎日不安と闘っているのです。

勇気を出せと言ったって、恐ろしい程の重圧がかかっているので簡単にはいきません。

 

しかし、安全策だけで得点はできませんし、勝つことはできません。

リスクを背負って行動した者だけが、勝利を掴むことができるのです。

 

さて、次巻はどうやってチームが一つにまとまるのでしょうか。楽しみです。

 

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