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【ビジネス・教育】『子どもは40000回質問する』—好奇心格差は経済格差

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紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『子どもは40000回質問する』イアン・レズリー / 訳:須川綾子 / 光文社

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⇧2016年4月発売。(文庫版はありません)

 

<大人と子どもの好奇心>

大人になったら好奇心が衰えていくものです。

忙しい毎日の中で、ふと疑問を持ったとしても、

「別にどうしても詳しく知りたいほどのことではない。検索すればいつでも分かることだし・・・」と判断してしまいがちです。

そうして好奇心はしぼんでいきます。

 

好奇心を持続させるのは楽なことではありません。

それには気力や労力が必要になるからです。

調べるには時間がかかるし、面倒だからです。

10年や20年も社会で生きてきて世の中のことが何となく分かってきたなら、知らないことでも自分の持っている知識や経験からおおよそ推測できるようになりますし、

新しい知識を得なくても毎日の暮らしがそれなりにうまく回っているならば、それ以上に何かを知りたいと思わなくなるものです。

それならば調べるという行動を起こすための気力を奮い立たせる必要はありませんし、労力もかからず疲れないからです。

 

今のやり方で生きていけるならこれ以上努力しようとしないのは、別に人間に限らず動物全般に当てはまるのではないでしょうか。

別に責められるほど悪い事ではありません。

発展性はないかもしれないけれど、大人としての心の余裕を持つことは出来ます。

 

一方、子どもはまだ知らないことだらけなので、疑問が次々と湧いてきます。

疑問を解消するため、大人に何時間でも聞きまくります。

大人になれば、「何でもかんでも聞いてないで、少しは自分で考えろ」とよく言われるので、「知らないことを聞くことは恥ずかしいこと」だと考えて誰かに質問することをためらうようになりますが、子どもはそんなの気にしません。

 

色々聞いてくる子供を最初は可愛く思えても、大人はそのうち全ての質問に答えることが面倒になってきます。ずっとヒマなわけでもないので、いつまでも子どもに付き合えません。

どこかの段階で自分の疑問に大人が答えてくれなくなることで、子どもは諦めることを学びます。

そして好奇心をふくらませていく機会を失うのです。

小さい子供にはまだ自分で辞書を引いたり検索して調べるスキルがないからです。

 

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<好奇心格差>

 子どもは5歳までに40000回質問するそうです。

大人がそれに対して誤魔化したり無視したりせずにちゃんと付き合えるかどうかで、その後の子どもの好奇心の発育が決まるそうです。

 

 この本では子供の「好奇心格差」その後の将来の「経済格差」につながると述べられています。

好奇心を上手く育てられた子どもは学校の勉強にも楽しんで取り組めるけれど、好奇心が弱い子供にとっては勉強が苦痛になります。大学教育を受けられるかどうかで収入格差が生まれるのは誰もが知るところですが、元をたどれば、好奇心の有無(大小・強弱)だったというわけです。

 

仕事においても、好奇心を持って疑問を解消しようとする習慣がある人間は、色んなことに挑戦しようとするから行動力も上がってイノベーションを起こしやすいとのこと。

逆に好奇心が弱ければ、仕事は与えられたことをこなすだけで工夫をしようとはしないので、飛び抜けた成果を出すわけでもないから出世も昇給も可能性が低くなるというわけです。

 

さらに経済格差だけでなく、脳の認知機能にも違いが出てくるそうです。

この本の中には科学的なデータも記載されていましたが、

普通に考えても、脳を積極的に使っている人の方がボケにくいだろうことは容易に想像できます。

そして、好奇心が弱いと何もかもに無関心になり、鬱になりやすいそうです。

好奇心とはつまり生きる力なのです。

 

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<好奇心の育成方法>

好奇心をうまく育てるには、うまい疑問の設定が必要です。

心理学的な面から、難しすぎる問題・疑問に直面しても人の好奇心は持続しないというデータが出ています。

また驚きすぎても好奇心は持続しないそうです。衝撃的すぎる事実を聞かされたときは感情が追いつかなくて思考停止気味になりますよね?

あと、自分はできると自信を持ちすぎている時も好奇心は持続しないそうです。

 

もちろん逆に簡単すぎる問題や意外性が全くないもの、全く自信がないことに興味はもてないものです。

つまり好奇心を持続させる方法は、

中くらいの難しさと意外性と自信をもつことができる問題に取り組むことなのです。

 

これは子どもが自分で設定するのは難しいかもしれません。

大人がうまく質問してあげるのが望ましいです。

(多く質問する子どもは、親から多くの質問をされているそうです。)

 

この本は子どもの好奇心をうまく育ててあげようという教育論的なビジネス書です。

子どもを持つ方には教育に非常に参考になるはずですし、

子どもがいない方でも、自分の好奇心を維持するための方法論を学べます。

誰が読んでも勉強になる本です。

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