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【マンガ】『柊様は自分を探している。』1巻―ワガママではなく気位が高いのだ!

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紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『柊様は自分を探している。』西森博之 / 小学館

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 ⇧2016年7月発売。

2019年3月に8巻が出て完結しています。

 

<著者の作風>

著者は『今日から俺は!!』『天使な小生意気』で有名な西森博之さんです。

他にも『道士郎でござる』『お茶にごす。』『鋼鉄の華っ柱』など数々の作品を世に出しておられます。

 

著者の作品はとにかくキャラクター造形が上手いことが最大の特徴です。

主人公の特異性は、その人格が一般人離れしていることで描かれています。

舞台設定は普通の高校であることが多く、読者は親しみがわきやすい一方で、それが主人公の個性をより際立たせる役割を果たしているともいえます。

 

しかし、ただ変わった性格や癖を持ったキャラクターが登場するだけでは、作品がイマイチ魅力的になりません。

著者の作品のキャラクターたちは、突き抜けた奇抜さとそれにふさわしい哲学・行動理念をちゃんと持っています。

一貫性があるから説得力が生まれ、それが作品の独創性につながっています。

 

世の中には変なキャラクターを登場させるけれど、作者がそれを操り切れていない、設定をうまく消化しきれていないマンガが多い中で、西森博之さんは違います。

キャラクターになりきっているので、セリフや発想に突飛さはあっても嘘臭さはありません。セリフの言葉のチョイスも面白いです。

 

また、著者の絵は「特に上手いというわけではない」という評価をしばしばされていますが、線はキレイで見やすいです。

メインキャラクターたちはもちろん、モブキャラ(脇役でもない群衆・通りすがりの人)の表情や仕草などの細かい描写も手を抜かない点は素晴らしいです。

要所要所でみせるデフォルメ(誇張)されたキャラクターのかわいい絵柄も、この著者ならではです。

 

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<あらすじ>

男子高校生の主人公・白馬圭二郎は、 背が高く体格も大きいため、不良でもないのに周囲からはちょっと恐れられています。

彼は何事にも動じることのない自信に満ちた人生を送っていました。

色恋沙汰にも強い興味は抱いていません。

 

彼はある日、公園で和服姿の美少女と出会います。

ベンチに座る彼女の周りには、数人の不良たちが倒れていました。

状況から見て、どうやら彼女が倒したようです。

 

彼女は記憶喪失でした。

自分の名前が「柊(ひいらぎ)」であることだけ覚えています。

しかし彼女は、あわてたり困った態度は見せません。

 堂々として偉そうに「靴がないから持ってこい」と白馬に依頼する始末です。

 

あまりに自信に満ちた彼女の態度に、白馬はつい従って靴を買ってしまいます。

これまで誰かの命令に従うことなどなかった彼は、困惑しながらも彼女のペースに飲まれていきます

その後も、彼女には行くアテがないから、自宅に住まわせてもらえるよう両親を説得するまでしてあげます。

家に上がるときも、玄関で彼女の足を拭いてあげます。

最初は信頼する息子の頼みだからと、しぶしぶ彼女を預かることに同意した両親でしたが、次第に彼女の尊大ながらも一貫した気高い言動に魅力を感じて、彼女を受け入れていきます。

 

こんな気位の高い人間は、武家の娘に違いない。

つまり彼女は過去からタイムスリップしてきたのだ、という最初は冗談にしか思えなかった仮説が信憑性を帯びてきます。

一体、彼女の正体は何なのでしょうか。

 

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 <まとめ>

マンガで一番大事なのはキャラクターか、ストーリーか

ーという議論は昔からよくされます。

どちらも良いに越したことはないのですが、両方ともトップクラスの作品は珍しいものです。

著者の西森博之さんはストーリーももちろん面白いのですが、面白いキャラクターを描かせたら間違いなくトップクラスです。

 

変なキャラクターの主人公に周りが振り回される系のマンガは多くありますが、このマンガはそのお手本のような作品です。

変わってて面倒な人や、変わってるから付き合いたくない人はいっぱいいますが、変わってるけど魅力的な人というのは中々いません

 このマンガでは、「ただワガママなこと」と「気位が高い」ということの違いが学べます。

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