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【マンガ】『黒狼』1巻―原田左之助×張作霖

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紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『黒狼 ヘイラン』百地元 / 講談社

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⇧2018年12月7日発売。

主人公は原田左之助です。

 

<原田左之助と張作霖>

新撰組十番隊組長原田左之助をご存知でしょうか。

『るろうに剣心』の相楽左之助のモデルになっているのは有名ですね。

槍の名手であり、短期で命知らずだったそうです。

坂本龍馬暗殺の下手人だと疑われたこともあります。

幕末の上野戦争での負傷が原因で1868年に戦死したと言われていますが、中国大陸に渡って馬賊となって活躍したという説もあります。1907年に原田左之助を名乗る老人がいたと報じられたからです。

 

 馬賊とは盗賊や自警団的な活動をした武装組織です。

20世紀前半の中国(清・満州国)で、治安が悪くなったときに勢力を拡大していき、満州日本軍とも対立しました。

 

奉天馬賊の英雄・張作霖をご存知でしょうか。

最終的には中華民国の軍閥政治家にまでなる人物ですが、名を上げ始めたのは馬賊の頭目としてです。

機を読むのが上手く、体制側と連携して自分の組織を拡大させていく手腕に長けていました。

ロシアのスパイとして働き、日本軍に捕まってからは日本のスパイになってロシアを探ることもしたそうです。

 

このマンガでは原田左之助と張作霖が満州で出会い、協力し合って馬賊を成長させていきます。

 

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 <あらすじ>

 1868年、上野の寛永寺。

幕府軍は薩長軍の近代兵器の前に敗れ、原田左之助は最後の力を振り絞って、命がけの特攻を単独で行っていました。

 

場面が変わって、彼は寺で寝ていました。

目が覚めて外を見渡してみれば、そこには雪に覆われた広大な大地が広がっていました。

雪の下には支那人(中国人)のような服装の人々の死体が埋まっていました。

彼は、どうやら見せしめに皆殺しにされた村の中に自分がいることに気付きます。

そして自分が日本ではなく何らかの方法で中国に渡って来たということも。

しかし上野の寛永寺の戦いから今に至るまでの記憶が抜け落ちていました

 

そこにある男がやってきて、通りすがりに原田が倒れていたので助けてやったと言います。

彼の名は阿敏(アビン)といい、他にも数十人の仲間がいました。

原田に飯を食わせてあげながら、周辺の情勢について教えてあげます。

張作霖が周辺地域での略奪行為を繰り返していて、この村は伝説の宝石「龍の瞳」が眠るという理由で探索がてら滅ぼされたというのです。

 

原田は話に嘘臭さを感じ、本当の盗賊は阿敏たちであることを見抜きます。

嘘がバレた盗賊たちは原田を殺そうとします。

(本当は原田を人質にして、日本軍から身代金を取ろうとしていた。)

戦いの中で、原田の持つ祖父の形見こそが伝説の宝石であることが分かります。

 

そこへ張作霖の率いる馬賊たちが乗り込んできて、盗賊たちを銃殺していきます。

彼らが「龍の瞳」を狙っているのは本当だったのです。

原田は奪われないように、宝石を飲み込んでしまいました。

 

原田に興味を覚えた張作霖は、すぐには殺さず、原田を連行していきます。

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<まとめ>

張作霖はロシアに情報を流して資金を得ている売国奴を排除しようとしていました。

売国奴は異国に媚びを売り、自分の国を腐らせる裏切り者です。

張作霖は、そういう者達を「国には必要のない連中」だと言います。

 

原田はそんな彼の姿を、かつての仲間たちである新撰組の生き様と重ねます。

新撰組メンバーもまた、夷狄(いてき)に媚びる売国奴を憎んでいたからです。

 

戊辰戦争で死に損なった原田は、己の死に場所を求めていました。

張作霖は、命知らずでスゴ腕の槍術と剣術の使い手である原田とともに、この国の王になる夢を語ります。

原田は日本に帰って死のうと思っていたのですが、張作霖の話を聞いて心臓が高鳴ります。

 

そして彼は気付きます。

死に損ないが死んだところで何も変わらない。

これからも死に物狂いで生きるしかないのだと。

 

良い生き方を探すということは、良い死に方を探すということでもあります。

 彼の今後の生き様に注目です。

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