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【マンガ】『宗桂 飛翔の譜』1巻―江戸時代の将棋指したち

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『宗桂 飛翔の譜』星野泰視 / 監修:渡辺明 / リイド社

⇧1巻は2019年3月発売。

最新刊の2巻は2019年8月9日に出ました。

 

 

<大橋宗桂について>

「歴史上、囲碁の棋士で最強なのは誰か」という話題になった時、『ヒカルの碁』がヒットする前から、本因坊秀策の名前は候補として挙げられていました。

江戸時代にも現代のプロ棋士を唸らせる指し手がいたということです。

他の強い指し手として、道策や丈和、安井算知が有名ですね。

 

一方で、将棋の場合を考えてみましょう。

江戸時代の強い指し手を一人でも挙げられるでしょうか。

現代のプロ棋士ならば羽生善治さんや藤井聡太さんをはじめ、様々な名前が挙がることだとは思いますが、江戸時代の強い将棋指しを知っている人はまずいません。

なぜでしょうか。

 

とはいえ、江戸時代にも強い棋士は実際にいましたし、棋譜も残っています。

例えば、この漫画の主人公である九代目・大橋宗桂です。

彼は「将棋御三家」の一つである大橋本家当主だった人物です。

 

「将棋御三家」とは、「将軍家将棋指南役」を務め、幕府から禄(ろく)をもらえる将棋家元のことで、大橋本家、大橋分家、伊藤家を指します。

つまり幕府公認の棋士です。

現代のプロ棋士のはしりともいえます。

彼らは全国各地の将棋好き達の棋力の応じて、段位や免状を与えることができる特別な権利を有していました。

 

この作品では、大橋宗桂と江戸時代の将棋にまつわる話が描かれています。

 

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<あらすじ>

舞台は安永四年(1775年 )の江戸。

第十代将軍・徳川家治の時代。

町では一般庶民も将棋を指しており、賭け将棋も盛んでした。

 

桔梗屋の主人は将棋好きが高じて自宅に将棋会所を開き、腕に覚えのある者との対局を待っていました。

彼はやって来た客に高い対局料を払わせ、「あなたが負ければ対局料は没収だが、勝てば5倍で返ってくる」という条件で勝負を持ちかけます。

つまり「対局料」とは表向きの言葉であって、やっているのは「賭け将棋」です。

桔梗屋の近所の者達は、一獲千金を夢見て将棋会所にやってきます。

 

剣は強いけれど将棋は弱い武士の田沼勝助は、お金を持っていませんでしたが将棋を指すのは好きでした。

彼もまたお金欲しさに、賭け将棋をしている桔梗屋にやって来ました。

彼は対局料の代わりに自身のを賭けて勝負を挑みましたが、桔梗屋の主人に負けてしまいます。

そして刀を取り上げられて、桔梗屋から追い出されました。

 

桔梗屋の近くの茶屋でも、客たちが将棋を指していました。

こちらは賭け将棋ではありません。

ここで特訓して力をつけて、いつか桔梗屋に勝ちたいと思っている人達の集まりです。

その茶屋へ大橋宗桂がぶらりとやって来ました。

そこで彼が客たちの対局を眺めている間に、店先に置いておいた刀が盗まれてしまいました。

犯人は田沼です。

宗桂の刀を対局料の代わりにして、もう一度桔梗屋に勝負を挑むためです。

 

田沼が桔梗屋に刀を渡す前に、宗桂は田沼に追いつきました。

刀は取り返すことに成功しましたが、桔梗屋が自分を「将棋の初段の免状持ちだ」と口にしたので、それを怪しんだ宗桂は自分の刀を賭けて桔梗屋に対局を申し込みます。

 

果たして勝負の結果は?

 

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<監修がヤバい!>

この作品の監修は、現役のトップ棋士である渡辺三冠(棋王・王将・棋聖)です。

名前だけを貸している監修なのではありません。

ここで描かれている将棋は、江戸時代の棋譜をベースにしつつ、渡辺三冠が初手から投了まで組み立てたオリジナルのもので構成されています。

 

しかもそれぞれのキャラクターの実力に合わせた指し方や、

物語の演出を考えた上での実行可能な逆転劇の棋譜を考案されています。

トップ棋士は相当忙しいはずなのに、その合間を縫って細かな配慮が行き届いた棋譜を作成する情熱は凄まじいです。

 

さらに1話ごとに、渡辺三冠の解説付きのコラムも掲載されています。

もはや漫画の内容よりも、渡辺三冠の仕事の狂気ぶりに圧倒されます。

 

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